ものもらい対処法

目の病気ものもらい症状の感染原因、点眼剤治療・処置・治療期間の解説。

◆ものもらいの原因・治療期間の解説(もくじ)

◆ものもらいに効く目薬・点眼剤

 ものもらいに効く目薬にはいったいどのような目薬があるのでしょうか?細菌に効く目薬であってもやはり目に刺激が強すぎたり、使用しにくい点眼剤では困りますね。ここでは普段使用している目薬とものもらいの治療で使用する目薬の成分の違いや、どのような成分が治療に有効となのか?等、ものもらいの治療で使用する点眼剤について見ていきましょう。

◆黄色ブドウ球菌を退治

 ものもらいは、目や目のまわりに付着した細菌(ブドウ球菌)が化膿性の炎症を起こす目の病気です。

 細菌の感染経路としては、
●まぶたの皮脂腺
●まつげの根元
 などに細菌が発生するケースが多く治療ではこの菌を退治することが重要となります。

◆抗菌剤入り目薬について

 ものもらいは細菌により炎症を起こす目の病気ですから通常の目薬をしても治療効果は得られません。

 その為、治療を行う際の目薬は抗菌作用をもつ専用の目薬を使用する事になります。

 但し目はデリケートな組織ですから刺激が強すぎる抗菌剤は使用できません。

 目にやさしく、かつ抗菌剤として有効な成分としては
●スルファメトキサゾール
 の存在があげられます。

 スルファメトキサゾールとは、強い抗菌作用をもつ持続性の高い成分で、ものもらいなどの細菌性の炎症には非常に有効に働きます。

 普段から目薬を利用している方でも、その成分までを確認して使用している人はほとんどいないのが現状です。

 ものもらいを発症し、目薬を使用する際は、これらの成分の配合を確認した上で利用を検討する事が重要です。