糸球体の役割・働き

糸球体とは何だろう?腎臓と糸球体の構造・働き、及び腎臓と関わりの深い浮腫みのメカニズムの解説。

◆糸球体の役割・働き(もくじ)

◆指輪が抜けない時は塩分制限をしよう

 日中や夜には特にきつくも感じていなかった指輪が寝起き時の朝方になると浮腫みのために指にめり込むようにきつく感じるようになる。これは多くの方が経験されたことがある感覚ではないでしょうか?この朝方になると指輪が指にめり込んでくる原因には食べ物、特に塩分の働きが大きく影響しおります。

【指輪が抜けない時の対処法について】

 朝方に「指がむくんで指輪が取れない!」

 このような経験をされたことがある方は多いかもしれません。

 指は足と同様人体の中でも比較的むくみやすい部位のひとつです。

 普段はなんでもなくはめたりはずしたりできる指輪であっても浮腫みが生じるとたちまち指輪がぬけなくなってしまいます。

◆石鹸で指輪をはずす

 こんな時、一般的に広く知られている対策としては、石鹸などを使って指輪をはずす方法ですね。

 むくみがひどくなると指先がうっ血するので指輪を迅速に外すことは確かに大切であり真っ先に取り組むべき対処法です。

 しかし、医学的には浮腫が生じた原因についてこそ考えなくてはいけません。

 ここでポイントとなるのが塩分摂取量の問題です。

◆塩分は水分を溜め込む性質を持っている

 塩分は水分を溜め込む働きをもっており、水分を常時必要とする人体にとって欠かせない成分のひとつです。

 スポーツアスリートの場合は、この塩分が不足してくると体内に水分を保留して置けなくなってしまい、脱水症状を引き起こすことになってしまいます。

 しかし、むくみが生じているようなケースでは、この塩分の摂取によって水分を貯めこむことから浮腫みが大きくなり逆に塩分があだとなるケースも考えられます。

 その為、指輪が抜けないようなケースだけでなく頻繁に浮腫みが確認される場合は、一度塩分の摂取制限から取り組むことも大切です。