レム睡眠・ノンレム睡眠の割合

加齢に伴うレム睡眠・ノンレム睡眠の割合の変化、理想的な目覚まし時計の時間、脳波ステージ、睡眠と成長ホルモンの関連性の解説。

◆レム睡眠・ノンレム睡眠の割合の解説(もくじ)

◆乳幼児と高齢者の割合の比較 - 加齢に伴う睡眠時間の変化

 健康ブームとも呼ばれる現代ではレム睡眠・ノンレム睡眠という言葉を耳にされたことがある方が大半でしょう。

 レム睡眠は夢を見たりする睡眠時間、ノンレム睡眠は脳を休める睡眠時間、このような特徴を把握している方も多いはずです。

 実際に睡眠中はこのレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すことで「眠り」が成立し、頭の中の思考回路の整理整頓や、体の細胞の修復、調整を行うことになります。

 ここではもう一歩踏み込んで、レム睡眠とノンレム睡眠の割合、そして年齢による割合の変化について確認していきます。

 50台から60台を過ぎると、毎日の睡眠時間が少しずつ減少してくるという話を耳にされたことがあるかと思います。

 「夜遅く寝ても朝5時には方目が覚めてしまう」

 このように加齢に伴って長時間眠ることができなくなる減少も睡眠時間の変化だけでなくレム睡眠・ノンレム睡眠の割合の変化が大きく関与しております。

◆乳幼児の赤ちゃんの睡眠時間の割合

 乳幼児、特に産まれたばかりの新生児は1日中眠っているように感じるほど睡眠時間が非常に長い傾向にあります。

 子供によって若干の個人差はありますが、ゼロ歳児の睡眠時間は14時間〜16時間程度。1日の3分の2程度の時間は睡眠中ということになります。

 この生まれたての乳幼児のレム睡眠とノンレム睡眠の割合は約5割ずつ。

 ノンレム睡眠の割合が若干高い傾向にありますが、レム睡眠とノンレム睡眠の割合に大きな違いはありません。

※乳幼児期の子供はレム睡眠・ノンレム睡眠の割合に大きな違いはない

◆シルバー世代・老齢期の睡眠時間の割合と加齢による変化の特徴

 続いて60代を過ぎたシルバー世代の睡眠の特徴を確認してみましょう。

 朝方早い時間帯に目が覚めてしまう。このような傾向が見られるようになるシルバー世代では1日の睡眠時間が平均して6時間程度にまで減少していきます。

 もちろん個人差がありますが、乳幼児の頃から比較すると睡眠時間は全体的に半分以下にまで減少していくことになります。

 また老齢期のレム睡眠・ノンレム睡眠の割合は圧倒的にノンレム睡眠の割合が高くなりレム睡眠の時間はノンレム睡眠の5分の1〜6分の1程度の割合となっていきます。

睡眠時間の割合・加齢による変化(図)

 このことからも全体的にレム睡眠・ノンレム睡眠ともに総睡眠時間が減少するだけでなく、加齢によって特にレム睡眠の割合が大きく減少していくことが解ります。

※加齢と共にレム睡眠の割合が大きく低下する