ものもらい対処法

目の病気ものもらい症状の感染原因、点眼剤治療・処置・治療期間の解説。

◆ものもらいの原因・治療期間の解説(もくじ)

◆ものもらい・めばちこの正式名称は麦粒腫

 目の病気の中でも比較的頻繁に発症する病気のひとつが「ものもらい」です。ものもらいという名前は医学的な名称ではなく医学的には麦粒腫と呼ばれる疾患がこの目の疾患の正式名称です。また地方によっては「めばちこ」などとも呼ばれます。この目の病気は細菌感染が原因となって、目に赤みや腫れなどの炎症症状を発症する疾患です。ここでは、ものもらいを発症する細菌(原因菌)やどのように感染するのかなど発症症状の特徴やものもらいの基本的な知識について学習します。

◆ものもらいとは?

 ものもらいという名称はイメージ的にわかりやすい名前ではありますが医学的な正式名称において、ものもらいは
●麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
 と呼ばれる目の病気のことを指しております。

 ものもらいと同様の目の疾患を指す言葉としては「めばちこ」などがありますが、めばちこは日本国内の一部の地域で使用されている方言でもあり、ものもらい同様に麦粒腫のことを指しております。

 ちょっとした豆知識ではありますが、ここからの解説では麦粒腫よりも既に私たちの生活に馴染みのある「ものもらい」という表現で解説をしていきますのでご了承ください。

※「ものもらい」=「めばちこ」=「麦粒腫」

◆ものもらいの原因菌

 麦粒腫は主に、まぶたやまつげなどの雑菌が目に感染する形で発症する特徴があります。

 この細菌の正体の多くはブドウ球菌と呼ばれる細菌の中でも黄色ブドウ球菌と呼ばれる細菌です。

 この細菌の大きさ・サイズは直径で0.7〜1ナノメートルというとても小さな大きさで目に見えるサイズではありません。

※ブドウ球菌の大きさは直径0.7〜1ナノメートルととても小さい

 黄色ブドウ球菌と言えば夏場に起こりやすい集団食中毒や肺炎、小児の髄膜炎など様々な感染症を引き起こす少し恐ろしいイメージのある細菌かもしれません。

 アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を起こしやすい子供がブドウ球菌に感染すると「飛び火」と呼ばれる皮膚感染症を発症することもあります。

 ものもらいの原因菌であるこの黄色ブドウ球菌は皮膚感染を起こしますが、ものもらいの場合は他人に感染するようなことが無いこともひとつの特徴です。

◆めばちこ・ものもらいは接触感染で感染する細菌感染症

 ものもらいでは自分の手で目をこするなどの接触感染によって感染しまぶたの内側や外側に赤みや腫れをもたらします。

 比較的容易に発症しやすい目の病気でもあり、後述しますが症状を発症してしまった場合でもものもらい症状に有効な効果を発揮する目薬もあります。

 乳幼児期から発症する可能性をもつ目の病気でもある為、一度は発症経験がある方も多いかもしれません。

 尚、まぶたの内側に生じるものもらいを内麦粒腫、まぶたの外側に生じるものもらいを外麦粒腫と呼びます。