野球肘治療法・治し方

糸球体とは何だろう?腎臓と糸球体の構造・働き、及び腎臓と関わりの深い浮腫みのメカニズムの解説。

◆糸球体の役割・働き(もくじ)

◆基底膜の働きは老廃物の再吸収防止機能

 私たちの腎臓は毎日休みなく働き続け再利用できる成分はもう一度体循環のサイクルへ戻し、不要となった老廃物のみを体外へ排出する分別作業を休みなく行なっております。この分別作業を行なっている組織が糸球体濾過装置の基底膜と呼ばれる組織です。

【基底膜の重要な働きは老廃物の再吸収防止機能にある】

 糸球体の最大の働きは腎臓内へ送られてきた血液を濾過することでしたね。

 この腎臓の糸球体は実にタフな器官で毎日休むことなく随時血液を濾過しております。

 糸球体で濾過された水分は糸球体を包み込んでいるボーマン嚢へ染み出ていきます。

 このボーマン嚢へ染みでて来た水分が尿の元となる「原尿」と呼ばれる成分です。

◆基底膜の働き

 アミノ酸などのタンパク質分子はエネルギー代謝産物として有毒性のある老廃物をだすことをご存知でしょうか?

 この老廃物は糸球体の基底膜の働きで糸球体からの通過を防止しております。

 この基底膜の働きがある為、有害な成分は心臓へ戻る体循環の血流内に入り込むことはできなくなります。

◆基底膜で集められた老廃物は体外へ排泄される

 尚、糸球体が作り出す原尿の濾過量は1日およそ140〜150リットル程度。

 糸球体ではわずか1日でこれだけ大量の原尿が作り出されておりますが実際に全てが排泄されるわけでなく約99%は尿細管を経て体内に再吸収されております。

 もし原尿全てを排泄していたらすぐに体の水分がなくなってしまいます。

 尚、残り1%の基底膜によって集められた老廃物や有機成分は尿として体外へ排出されております。